川崎市川崎区の簡易宿泊所「吉田屋」「よしの」の2棟が全焼した。

6人が死亡、19人が重軽傷を負った。

火事を巡り、市の対応の不備が浮き彫りになっている。

市消防局は両宿泊所に立ち入り調査をし、3階部分があることを把握しながら市建築指導課に連絡していなかった。

また同課は建築終了時に建物の実態を確認する検査を実施していなかった。

建物に関する情報が適切に共有され、改善指導などが行われていれば火災の被害はこれほど大きくならなかった可能性がある。

 両宿泊所については、建築基準法などで3階建て以上の宿泊施設に求められている耐火構造になっていなかった可能性が高い。

しかも、違法建築の疑いが指摘されている。

 両宿泊所はともに1960年に建築の許可を受けた。

しかし、工事が終わった後に設計図通りに建築されているかを確認する

「完了検査」については、実施したという記録がないという。

完了検査は建築基準法に基づく手続きだが、行われなかった可能性が高い。

建築指導課は「市が完了検査を受けるよう指示をしなかった。

完成した建物の実態を見ていなかったようだ」と認める。

とても悲惨な事件です。

作った人たちの私的な事情で人に命が亡くなった。

こういうことは本当になくなって欲しいと切に願います。


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